トレーニングコーチWADAの「未来は変えられる!」

速く走るトレーニングから身体のケア等、トレーニングコーチWがブログで紹介します。

東海インカレ優勝おめでとう

周治との最後の東海インカレ(5/17~5/19)が終わった。

 

結果は見事優勝!

 

今回は、100m の予選が学校の試験と同日だったので、無理をせず棄権でと思ってたら、本人の強い意向で出場。大学病院での実習、さらに試験に向けて連日の猛勉強。試合前日も16時間勉強したとのこと。そんな状態で、試合に出場しても勝負どころかケガする可能性もあった。それが、まさか優勝するとは…

 

予選当日、正午に試験を終えて、車で長久手から高速を走って岐阜のメモリアル競技場へ。アップの時間はほとんどなかったけど、コールには何とか間に合った。

 

予選は大きく流して通過。

 

準決勝は、3回目でようやくスタート。
集中力を保つのに大変な中、10秒49(-0.1)で通過した。昨年からフォームを試行錯誤し練習してきた走りが、ようやく形になり動きが良くなっていた。

 

翌日の決勝もスタートからゴールまで落ち着いた走りで、周治らしさが出た素晴らしいレースだった。本人はタイムに不満もあったようだけど、今回の突風のような風の影響やタイトなスケジュールを考えたら、全く悪くない。正直、私自身は優勝できたことと同じくらい、フォームや動きが良くなっていたのが嬉しかった。これで、自己ベスト更新のメドが立った。もう大丈夫!

 

あらためて、周治優勝おめでとう!

イチロー選手の引退に思う

マリナーズイチロー選手が現役引退を表明した。走攻守の全てにおいて観客を魅了した超一流のプレイヤー。それがイチロー選手。

自分の中で強く印象に残ってるシーンが、2009年に開催された第2回WBCでの韓国との決勝。延長10回表にイチロー選手がセンター前に決勝タイムリーを放ち、日本が勝ち越し。その打った後の二塁ベース上でのイチロー選手の仕草が何よりもカッコ良かった。緊張感高まるあの場面での決勝タイムリー。そんな興奮する場面でも、ベンチに向かってガッツポーズをする訳でもなく、表情一つ変えず、いつもと同じイチロー選手だった。テレビでその姿を見た時、本物のプロフェッショナルだと心から感動した事を今でも強く覚えている。その勇姿がもう二度と見られないと思うと寂しい気持ちにもなる。

 

イチロー選手、28年間お疲れさまでした。

 

走るフォームは、型より個性が大切

走るフォームについて、型にこだわる必要は全くない。

100人いれば、それぞれ骨格や筋肉の柔軟性が違うように、走るフォームも100とおりあるはず。
むしろ、型にはめてはダメ。型にはめることによって、その人自身の長所が生かせなくなるから。 

キレイなフォームだから必ずしも速く走れる訳ではない。

大切なのは、個性を生かして長所を伸ばすこと。そうする事によって、腕振りと脚の接地のタイミングが合えば、速く走れるようになる。

静岡エコパでの合同練習

今日は、静岡県袋井市エコパスタジアムで周治と待ち合わせ。静岡サレジオ高校職員の小川選手、常葉大の西島選手との合同練習を行った。

少し肌寒かったが、質の高い練習が出来たと思う。小川選手と西島選手は、本数が少なく物足りなさを感じたかも知れないが、周治と全力で勝負してくれて本当に感謝です。

また、サレジオ高校の木村先生との会話は、大変参考になる事が多く、とても興味深かったです。ありがとうございました。

 

また、ぜひ合同練習を宜しくお願いします。

休養も練習のうち

萩野選手が、スペインでの高地合宿の参加を急きょ取り止めというネットニュースを見た。賢明な判断だなと思う。

高地トレーニングは、ただでさえ身体に負荷がかかる。4月の日本選手権前に追い込みたい気持ちもあるだろうが、今の萩野選手には、決してプラスになるとは思えない。  

十分練習が積めてるにも関わらず調子が上がってない時は、思いきって休養を取る方が上手くいくケースが多い。そうすることによって、肉体的な疲労だけでなく、精神的な疲労もとれるから。

休養も練習のうちである。