今年初の周治&藤澤のコーチング
冬季練習SD60m 高橋周治・藤澤健一 2019/01/13 - YouTube
1月13日
今年初の周治&藤澤のコーチング。
周治は、病院での実習とテスト勉強、藤澤もテストの連続。二人とも医学生として相変わらず頑張ってる。医師になるための勉強と陸上の両立は大変だと思うけど、自分自身の怠けた学生時代を振り返ると羨ましくも思える。
この日の練習メニューは、
SD 30m×2, 60m×1, 100m×1
周治は、まだ本来の走りでないが、昨年よりは確実に良くなってる。ここ最近の上向きの走りを修正して、加速の移行が上手く行けば、理想の走りに近づく。昨年の不振が結果的に周治が驚くほど速くなるきっかけになるだろう。
藤澤は、昨年より安定したイイ走りができたていた。ケガさえなければ、自己ベストの更新は間違いない。今年はイケると思う。
二人とも練習出来る日も時間も限られてるが、シーズンインまでは、まだ十分時間はある。焦らないで、ケガすることなくシーズンを迎えてほしい。
駅伝 飯田選手(岩谷産業)
全日本実業団対抗女子駅伝予選会の2区、岩谷産業の飯田選手が、転倒した影響で右脛骨を骨折しながらも中継所まで四つん這いでタスキをつないだ。
この走り?に、世論は賛否両論あるようだが、出場してる選手たちのほとんどが、自分が同じような状況になった時、飯田選手と同じ行動をとったのではないかと思う。
個人色の強い陸上選手にとって、駅伝やリレーは唯一の団体競技。そのため、仲間と一緒に喜びや悲しみを分かちあえる駅伝やリレーには、特に強い思い入れがある。
美談にするのは良くないが、少なくとも陸上競技選手(特に女子長距離選手)は、共感している人が多いのは間違いない。
笹田おつかれさまでした
8月18日、笹田の学生最後のレースだった。結果は5位。周治は優勝。最後のレースに笹田と周治が一緒に走ったことは、私自身感慨深かった。
笹田自身、結果は不本意だったと思うが、最後のレースを走れただけでも十分嬉しかった。自分自身がそうだったようにケガで陸上を終えるのだけはさせたくなかった。
笹田とは10年以上の付き合いになる。練習ではイイ走りをして、今度こそと思うとまたケガという繰り返しだった。研究熱心で練習に取り組む姿勢も素晴らしかったが、熱心さゆえにメニュー以上のオーバートレーニングによる故障が多かった。笹田らしいといえば笹田らしかった。
今後は、スポーツドクターを目指すと話してる。アスリートにとって、自身も経験のあるドクターはとても心強い。
勉強はやった分だけの見返りが期待できるが、競技スポーツはそう上手くはいかない事を身をもって経験した。この経験は大きい。決してお金で買えるものではないから。
ひとまず、お疲れさまでした。試験が終わったら、またゆっくり会おう。
ガンバレ!学生アスリート
先頃、関西学院大学が体育会所属の学生を対象に、取得単位数が規定に満たない場合、対外試合を禁止する制度を設けることを発表した。
日本の中で制度化している大学はまだ数少ないが、アメリカでは、NCAA (全米大学体育協会)で規定されており、文武両道は当然でそんな言葉がないほど浸透している。
こうした制度は、学生自身のメリットにもなり、決して損する事はない。就職活動では少なからず有利になるし、社会に出た時に必ず役立つ時がくる。
ちなみに、自分自身の学生時代は、専門的な教科にしか全く興味を示さず、他の教科を疎かにしてました(恥)
だから、説得力は全くありませんが、自分のように後悔してほしくありません。
体育会の学生は、両立は並大抵じゃないけど、自分の輝かしい将来のためにも頑張れ!