明日から日本選手権陸上
明日から日本選手権陸上。
周治は、医大生から医師となり出場。
医師で日本選手権陸上に出場するのは本当にスゴイこと。しかも、近年稀にみるレベルの高い男子100 mに出場。
3、4年前と同じ決勝進出を期待したい!
最初で最後の全日本インカレ陸上で入賞!
周治の最初で最後の全日本インカレは、見事8位入賞。おめでとう!
例年学校の試験と全日本インカレが重なり、出場を断念してきたが、学生最後ということで、今回は是が非でも出場したいという強い思いだった。
前日の夕方まで模擬試験があったため、初日の予選で身体が動くか心配だったが、3着と1000分の3秒差の2着で何とか通過。
翌日の準決勝は、力のある選手たちとの争いの中、最後に逆転して2着で決勝進出を決めた。周治の勝負強さがここで発揮された。
4時間後の決勝。スタートはさほど悪くなかったが、力みから加速が鈍ってしまった。でも最後まで良く粘ったと思う。
このレースが、周治の学生最後となった。振り返ると2016年、2017年の日本選手権では2年連続決勝進出し、7位入賞。桐生選手、山縣選手、サニブラウン選手たちと同じ決勝の舞台に立った。
さらに、今年は、東海インカレ優勝、日本学生個人選手権で3位入賞、最後の全日本インカレで8位入賞。十分過ぎる結果だと思う。全ては彼の努力の賜物。
周治とは、10年の付き合いになるが、彼から学ぶ事も多くあったし、たくさんの感動をもらった。言葉にできないほど感謝の気持ちでいっぱいだ。
来年の日本選手権に出場するかは、現時点では未定だけど、とりあえず学生での陸上競技はこれで終わりになる。周治、本当にありがとう。お疲れさまでした。
第103回日本選手権陸上男子100m
第103回日本選手権陸上が開幕した。
注目の男子100m。
予選、準決勝の走りの中では、サニブラウン選手が余力を残した走りで、頭一つリードしてる印象。
桐生選手は、加速に乗り切れてなかった。隣の小池選手とスタートで並んだ事で力んだのか、中盤も少し身体が反っていた。今日の決勝は、サニブラウン選手、小池選手よりスタートでリードできたら、心に余裕が生まれるので、強い桐生選手が見られると思う。
ケンブリッジ飛鳥選手は、予選を終えた時点で、決勝も厳しいのではと思ったが、準決勝でしっかり3着に入るところは、さすが。
決勝に残った他の選手も多田選手をはじめ素晴らしい選手ばかり。今日の決勝は、天候次第ではあるが、9秒台が出る可能性は高い。一発スタートで決まってほしい。
周治3位入賞(日本学生陸上個人選手権)
2019/06/08
2年振り出場の日本学生陸上競技個人選手権 (湘南BMWスタジアム:平塚市 )
予選 2着10.42 (+0.2)
予選の走りはまずまず。後半は力みが見られたけど走り自体は悪くない。レース前の筋肉が若干柔らか過ぎる感じがあったが、一本走って筋肉がいい状態になった。次の準決勝でタイムを狙える。
準決勝 2着10.29 (+1.0)
同タイム着差なしの2着。タイムは、シーズンベストで日本選手権の標準記録を突破。これで来季は出場できる。正直ホッとした。レースから戻ってきた周治と握手。
決勝 3着10秒46 (-0.1)
レース前にハムの違和感、脚の付け根の引っ掛かりを気にしていたため、無理せず棄権することを勧めたが、強い意向で出場。結果は堂々の3位。すごい。あの脚の状態でよくやったと思う。
正直、昨年の不調からよくここまできたと思う。私が知る高橋周治は、決して天才ではなく超がつくほどの努力家。今は病院実習のため以前とは1日のパターンが違うが、朝から夜まで学校で勉強、ようやく終わったのが夜11時。それから練習していた事もあった。そんなアスリートを少なくとも私の周りでは見たことも聞いたこともない。決して表に見せず、言い訳もしない。自分の持ってる能力を最大限に引き出すための努力を惜しまない。周治本人は、好きな事をやってるから努力ではないと言うだろうけど。私は、周治から多くの事を学ばせてもらってる。
先月の東海インカレに続いて、この日本学生陸上個人選手権も今回で最後。結果は3位入賞、シーズンベスト、日本選手権の標準記録突破。おめでとう周治!